ヘリノックス フィールドオフィスを使って考えた、トローリー化とカーボン天板のカスタム
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ODAMのキャンプレビュー · 使って感じたことと、そこから生まれたカスタム
Helinox(ヘリノックス)のTactical Field Office(タクティカル フィールドオフィス)は、私たちのお気に入りのキャンプギアのひとつです。必要な道具を運ぶバッグが、到着したらテーブルになる。収納と作業場所を一緒に持ち出せるところに、この製品の魅力があります。
この使い方が好きだからこそ、もっと運びやすく、料理や道具の配置にも使いやすくしたい。ODAMのField Office向けアップグレードは、そんな思いから始まりました。
ODAM TTSの実使用写真。写っている本体はODAMトローリーです。共通の天板・モジュール構成を紹介するもので、Helinox Field Office改装後の写真ではありません。
ソロ・ふたりのキャンプに、収納とテーブルをひとつに
私たちが考えるのは、コンパクトな道具をまとめて運ぶソロキャンプや、ふたりのキャンプです。収納したChair Oneを2脚、SOTO ST-310などの小型バーナー、Trangiaのクッカーやカトラリー、小さなキャンプライト。チェアの世代やケース、鍋の組み合わせで入れ方は変わりますが、必要な道具をひとつの場所にまとめる考え方がよく合います。
Helinoxの現行日本向けTac. Field Office Mは、ABS樹脂の天板、アルミニウムフレーム、600Dポリエステルのバッグという構成。公表重量は合計2,170gで、使用時はW40×D60×H40cm、収納時はW40×D23×H40cmです。ここではその掲載モデルの数値を紹介しており、別の仕様や年式にそのまま当てはめるものではありません。
気になったのは「運ぶとき」と「料理するとき」
ひとつめは、荷物を詰めた後の移動です。私たちの装備では、バッグと中身を合わせて約20〜30kgになることがあります。駐車場からサイトまでの短い距離でも、肩や手で持ち続けるのは大変です。これは荷物を入れた私たちの使用例で、バッグ単体の重量やODAM製品の耐荷重を示す数値ではありません。
もうひとつは天板です。私たちの料理や道具の並べ方では、純正の樹脂天板はもう少し硬さが欲しく感じられました。熱を使う作業にも配慮した場所を作りたい。Field Officeの収納とテーブルという便利な基本は活かしながら、私たちのキャンプに合わせて整えることにしました。
1. 最初はトローリー化。荷物を持つ移動から、転がす移動へ
私たちが最初に考えるアップグレードは、センターデッキより先に移動です。ODAMのTactical Trolley化は、対応するField Office構成をキャリーケースのように運べる形にし、収納とテーブルの役割を保つための考え方です。荷物を詰め、転がして移動できる場所では車輪を使い、到着したら作業面を展開します。
重い荷物の移動が楽になれば、キャンプの始まりも変わります。もちろん、岩や段差、柔らかい地面では運び方を考える必要があります。車輪は、すべての地形を同じように走れるという意味ではありません。
全体の考え方はTactical Trolley Systemで紹介しています。Field Office用の変換構成と、ODAM独自の収納本体であるODAM Tactical Trolleyは別の選択肢です。手元のバッグを起点に、必要な部品を選びます。
2. カーボンのセンターデッキ。取り外せばソロテーブルにも
移動の次は、作業面です。Max II Center Deck — Helinox Mは、対応する構成の中央にカーボンファイバーの硬い面を加えるパネルです。私たちは、剛性と耐熱性を備えたキャンプの作業面と、道具を追加しやすいレイアウトを目指して開発しました。
Maglock Solo — Helinox Mなら、Field Officeのセンターデッキとして使い、取り外して対応するマグネット式レッグを付けると独立したソロテーブルになります。チェアの横で使う小さなテーブルと、収納本体の中央の面を兼ねられるのが魅力です。

3. サイドデッキは、通常・IGT・折りたたみから選ぶ
カップを置き、食材を準備し、道具を手の届く場所に並べる。中央の面にサイドデッキを加えると、そんな作業を分けやすくなります。
| サイドデッキ | 私たちならこう選ぶ |
|---|---|
| Max II Side Deck | カーボンの作業面とMaglockポイント6か所で、周囲に機能を追加。 |
| Max II IGT Side Deck | 1ユニットIGT構成とMaglockポイント2か所。IGTの1ユニット規格は250×360mm。 |
| Max II Folding Side Deck | 作業面を広げたいときの折りたたみ・スライド式天板。収納時の天板平面は390×390mm。 |
対応するレールや取り付け部、支持脚を組み合わせて使います。ODAM TTS内で使う拡張部品なので、本体と接続部の対応も一緒に確認してください。

4. Maglockで、バーナーと水を使いたい場所へ
対応するODAM天板のMaglockポイントを使うと、道具を周囲に配置できます。SOTO ST-310用モジュールと、ガス缶用モジュールは、それぞれ別の取り付け方法を持つ製品です。使用するバーナーに合った構成を選びます。
給水用モジュールを組み合わせれば、水を使う場所も作業面の近くに。現行¥3,580の商品にポンプは付属せず、¥6,900のポンプ付き構成とは別です。

5. 底部の保護、ラック、ライトポールで仕上げる
本体と作業面が決まったら、Field Office M用ボトムプレート、対応するラック、カーボンライトポールなどを追加します。必要な場所に道具と明かりを置けるように、使う順番を考えて整えていきます。
好きなField Officeを、自分のキャンプに合わせる
私たちが目指すのは、必要な道具をまとめて運び、到着したら小さなキッチンと居場所ができるキャンプです。まずはトローリー化で移動を整え、次にセンターデッキ、サイドデッキ、必要なモジュールへ。一度にすべて揃えなくても、自分の不便に合うところから変えられます。
部品を選ぶ際は、本体の種類、接続部、支持部品と販売セットの内容を確認してください。Field Office M、Cube、ODAMトローリーはすべて同じ適合ではありません。調理時は対応する取り付け部品とバーナーの指定距離を守り、炎や高温の鍋を天板に直接当てる使い方は避けてください。
ODAMは本記事のアップグレードを開発・販売しています。内容は私たちの使用経験と設計の考え方であり、第三者による比較試験ではありません。Helinoxは対応するホストブランドで、ODAMとの公式コラボレーションを意味しません。メーカー情報の確認日:2026年10月15日。取り付け・収納の実演動画は後日追加できます。